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名門の品格と躍動感。ヴァシュロンの新作が男の生き方を後押しする

不寛容と分断の時代ともいわれる現代は、閉塞感に満ちている。だがそんな世界は自分の枠にすぎない。それを開くのも閉じるのも自分次第。その強い意志こそが世界をより自由に、軽やかに変えていく。

ヴァシュロン・コンスタンタンの新作「フィフティーシックス」はそんな男の生き方を後押しする。時代を超越したモダニティは、自分らしさを象徴し、名門の品格が漂うなかにも、若々しい躍動感を湛えるのだ。

都市に流れるスピード感を刻み、大人の余裕を演出する



腕時計「フィフティーシックス・オートマティック」SSケース、40mm径、自動巻き。128万円/ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755、スーツ16万9000円/デ ペトリロ、シャツ2万5000円/エリコ フォルミコラ、タイ1万3000円/ジョン コンフォート(すべてビームス ハウス 丸の内 03-5220-8686)、チーフ1500円/フェアファクス(フェアファクスコレクティブ 03-3497-1281)、バッグ3万9000円/バッグジャック(エストネーション 03-5159-7800)、キャップ3万円/フェデッリ(トレメッツォ 03-5464-1158)、手に持ったスケートボード3万8000円/アーモンド(トライオン 03-5820-7785)
時代の疾走感を表現する時計は、決してスポーツタイプに限らない。むしろ都会に流れる、しなやかなスピード感のある時を刻むなら、オーセンティックなドレスタイプが適役といってもいい。

登場したばかりのヴァシュロン・コンスタンタンの最新コレクション、「フィフティーシックス」は、まさにその象徴。多様化する現代のライフスタイルに合わせて、どんなファッションであってもスマートに溶け込む。そしてどんなシーンであっても、大人の余裕を感じさせる。自分らしく生きる、オーシャンズ世代にぴったりの時計なのだ。

男たちの「フィフティーシックス」自由へ駆り立てる、腕時計の来歴
仕事の厳しさを知り、楽しさもわかるようになった。守るべき家族もできた。それでもまだ人生のウォーミングアップを済ませ、端緒が開いたにすぎない。目の前に無限に広がるステージでは、自分自身が試される。伝統に敬意を払いつつ、既成概念にとらわれず、培ってきた価値感や審美眼を信じる。そんな男の腕元に相応しい時計がこの「フィフティーシックス」なのである。



コレクション名は1956年に登場した「リファレンス6073」に由来。これは1755年の創業以来、一度も途切れることなく時計作りを続けてきた最古のマニュファクチュール、ヴァシュロン・コンスタンタンが、初めて自動巻きを導入したエポックメイキングなモデルだ。

手巻きが主流だった当時、自動巻きは、人々を日常的な巻き上げの手間から解放し、優れた精度や信頼性を手に入れた。そうした実用機能ばかりでなく、腕の動きによって針は止まることなく時を刻み続ける。人と時計の一体感は、躍動感ある新たな時代の幕開けを象徴したのである。

「フィフティーシックス」は、そんな時代を切り開く、若々しい先進性を受け継ぐ。ケースのラグは、ブランドのシンボルマークであるマルタ十字から着想を得て、風防はボックス型サファイアクリスタルを備える。いずれもモチーフの「6073」と共通しつつ、よりモダンに進化を遂げた。そして文字盤は、時と分のチャプターリングを2重に分割したセクタータイプを採用し、これも’50年代を代表するデザインの進化形だ。

クラシックをベースに、洗練に磨きをかけたスタイルは、ビジネスからカジュアルまで着用するシーンを問わない。それ以上に、手にした者の個性を浮かび上がらせる。そしてその腕元から自由は生まれるのだ。



「フィフティーシックス・コンプリートカレンダー」SSケース、40mm径、自動巻き。250万円/ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755
さりげないエレガンスがフォーマルスタイルを完成させる
タキシードを着る楽しみは、そのプロセスにあるのではないだろうか。ドレスシャツにカフリンクス、そしてボウタイ、カマーバンド。それぞれのアイテムはどれひとつとして欠かすことはできず、そんなフォーマルなスタイルを完成させるのが「フィフティーシックス」である。エレガントなデザインに、程良いサイズは袖下にもすっきり収まる。ひけらかさないことこそダンディズムの信条だ。

年を重ねたからこそわかる、正真正銘の品格とエレガンス


腕時計「フィフティーシックス・コンプリートカレンダー」SSケース、40mm径、自動巻き。250万円/ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755、タキシード23万円/ギーブス&ホークス、チーフ1万2000円/ターンブル&アッサー(ともにヴァルカナイズ・ロンドン 03-5464-5255)、シャツ3万3000円/バグッタ(トレメッツォ 03-5464-1158)、ボウタイ&カマーバンドセット2万3000円/ハケット ロンドン(ハケット ロンドン 銀座 03-6264-5362)、カフリンクス1万2000円/ルイ ファグラン(エストネーション 03-5159-7800)、メガネ6万4000円/10 アイヴァン(アイヴァン PR 03-6450-5300)
伝統に裏付けられた紳士の嗜み。そこに演出する自分らしさ
若かりし頃は、タキシードもただ格式張っただけのドレスコードに思えたに違いない。だが袖を通す機会が増すにつれ、背すじが伸びるような思いを実感する。それは見た目だけではなく、着ることによって生まれる落ち着いた所作や、正統派ならではの優雅な精神であり、そこに伝統に裏付けられた紳士の嗜みを知るのだ。

「フィフティーシックス」に通じるのもそんなエレガンス。歴史と伝統のあるマニュファクチュールの品格は、どんな席でも一目置かれることはもちろん、モダニティ溢れるルックスはフォーマルスタイルでも自分らしさが表現できるのだ。

Knot(ノット)からスター・ウォーズを記念したモデルが登場

 12月20日に日米で同時公開される「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」を記念して、Knot(ノット)が数量限定の「スター・ウォーズ」コレクションを発表した。
 同コレクションでは、機械式時計・クォーツ式時計やストラップを展開。ダース・ベイダーをはじめとしてR2-D2やC-3POなどのキャラクターのモチーフや、スター・ウォーズのロゴをあしらったデザインで映画の世界観を表現している。



Knot 機械式腕時計/ダース・ベイダー
自動巻き 24石。パワーリザーブ約42時間。2万8800振動/時。SSケース(直径38mm、厚さ10mm)。限定99本。8万円(税別)。
 機械式ムーブメントを搭載するダース・ベイダーモデルは、文字盤に配されたダース・ベイダーのシルエットが、見る角度によって見え隠れする。秒針は同キャラクターが使用するライトセーバーをイメージしたレッドで、あたかもダース・ベイダーがライトセーバーを持っているように見える。また、ストラップには栃木レザーを使用しており、メイド・イン・ジャパンを積極的に取り入れるノットらしさが伺える。



バックケースは、ダース・ベイダーのアイコン越しにムーベントを垣間見る事ができる。さらに、ホワイトまたはブラックを基調として、スター・ウォーズのロゴをあしらったストラップをそれぞれ450本限定で発売する。いずれも博多織と栃木レザーを組み合わせたデザインで、裏面にスター・ウォーズのロゴが刻印されている。ノットでは、時計本体を自分好みにカスタマイズして購入できる。お気に入りを見つけて、スター・ウォーズとともにオリジナルなおしゃれを楽しみたい。



栃木レザー×博多織ストラップ ホワイト/ブラック。限定450本。サイズ:225mm。6300円(税別)。
 これらスター・ウォーズコレクションはいずれも11月7日に丸の内ギャラリーショップの先行予約受付を開始した後、順次、公式ウェブサイトでの公式販売、全国のギャラリーショップでの販売が開始される予定。

世界最大級の時計見本市「バーゼルワールド 2021」コロナウイルスで開催延期

 2021年2月28日、イベント運営会社のMCH グループは、世界最大級の時計見本市であるバーゼルワールド 2020の延期を公表した。同イベントは、2021年4月30日から5月5日まで開催予定だったが、日程は2021年の1月28日から2月2日までに変更される。ウブロ ビッグバンの腕時計公式な理由は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が広まりつつあるため。


その前日、バーゼルワールドに先立って開催予定だった時計見本市のウォッチーズ&ワンダーズ ジュネーブと、それに付随するイベント、イン ザ シティの中止が発表された。ウォッチーズ&ワンダーズ ジュネーブの決定を受けて、バーゼルワールド 2020も開催中止か延期を発表すると思われていた。

 28日に送付されたプレスリリースの一部を抜粋する。

 「ショーへの直接的な影響を意味する、大規模なイベントがが本日(28日)に禁止された上、バーゼルワールドは、すべての準備、とりわけホールとスタンドの建設が来週の開始予定であるため、中止の決定を下す以外の選択肢はありませんでした」

 バーゼルワールド 2020のマネージングディレクターであるミシェル・ロリス・メリコフは次のように述べる。「見本市を2021年1月に延期することにより、時計業界とすべてのお客様が1年を失うことを回避できると同時に、プレゼンテーションを行う期間である年初に、カレンダーをリセットする解決策を見つけました。延期の決定により、バーゼルワールドは、新しいフォーマットとソリューションの開発及び提供、および私たちの提案する新しいコンセプトを継続できます」(プレスリリースからの一部抜粋)

決定打となった、政府による大規模集会の中止決定
 バーゼルワールドを運営するMCH グループは、会場であるメッセバーゼルの工事が始まる3月2日の午前に、バーゼルワールド 2020に関する最終的な決定を下す予定だった。しかし、プレスリリースが示すとおり、スイス政府は、2月28日に1000人以上が集まる大きなイベントの停止を決定した。28日の発表によると、停止期間は3月15日まで。しかし、スイス及びヨーロッパにおける新型コロナウイルス感染症の拡大次第では、停止期間がさらに延びる可能性がある。

 新型コロナウイルス感染症のスイスにおける感染者数は、2月25日まで0人だったが、27日は4人に増え、28日には13人と急増した。また、スイスと国境を接するイタリアのロンバルディア州では、300名以上が新型コロナウイルス感染症に感染しており、今なお増加中だ。

 なお、バーゼルワールドを運営するMCH グループは半官半民の会社であり、株式の33.50%をバーゼル・シュタット準州のバーゼル市が、7.80%を同準州のリースタール町が、4.00%をチューリヒ州が、3.70%を同州のチューリヒ市が所有する。スイス政府の決定が、バーゼルワールド 2021の開催延期に強い影響を与えたことは想像に難くない。

有田焼ダイアルで水月を表現した「セイコー プレザージュ」

セイコーは日本の美意識を体現する腕時計「プレザージュ」から、有田焼ダイアルを備え、水面に映る月「水月」の情景を表現した数量限定モデルを2020年6月26日(金)より国内、海外で順次発売する。



有田焼がもたらす艶めきで、水面にたゆたう月を表現
 日ごとに姿を変える月が有する儚さを映し出したような、水面に浮かぶ月「水月」の情景に、人々は想像力を駆り立てられ、無数の物語や詩を紡ぎだした。その刹那的な美しさを、有田焼がもたらす艶のある新色の純白ダイアルと、月の光を受け水面がほのかに明るくなる様をイメージした特色ブルーのクロコダイルストラップによって表現した。



「セイコー プレザージュ プレステージライン 有田焼ダイヤル 2020 限定モデル」
日本が世界に誇る伝統と技術が融合することで完成した限定モデル。自動巻き。29石。2万8800振動/時。平均日差+25秒~-15秒。パワーリザーブ約45時間。SSケース(直径40.6mm、厚さ14.1mm)。10気圧防水。セイコーブティック/セイコーウオッチサロン/セイコーグローバルブランドコアショップで取り扱い。世界限定2000本。21万円(税別)。
 伝統的な有田焼は淡く青みがかった白が特徴的だが、本作では透明な釉薬を施すことで、磁器材料の純白さを活かした「白磁」のダイアルを実現した。さらに、わずかに厚みのある磁器ならではの、ダイアル上面の大きなカーブとサブダイアルの柔らかな起伏により、磁器特有の優美な表情を宿すことに成功した。

「白磁」と呼ばれる純白の有田焼ダイアル



有田焼の陶工、橋口博之(はしぐち・ひろゆき)氏の監修で文字盤が焼かれる。
 この有田焼ダイアルは、従来の4倍以上の強度を持つ高強度の磁器素材を用いている。さらに超高精度の鋳型による鋳込み工程を経て、1300℃の高温で焼成、その後、施釉と複数の焼成を重ねるなど、難度の高い複雑な工程は、創業190年の老舗「しん窯」に所属する陶工 橋口博之(はしぐち・ひろゆき)氏監修の下、製作される。

大幅に改良されたニュー・ムーブメントを搭載したチャペック「アンタークティックパサージュ・ドゥ・ドレーク」

5月に発表されたチャペック初のラグスポ Antarctique(アンタークティック / 南極大陸の意)のTerre Adélie(テール・アデリー)とOrion Nebula(オリオン・ネビュラ)、Abis(アビス)の大成功(いずれも完売)を受けて、Czapek(チャペック)は、アンタークティック コレクションに新作Antarctique Passage de Drake(アンタークティック パサージュ・ドゥ・ドレーク)を発表した。

Passage de Drake - ドレーク海峡


イギリスの探検家、Francis Drake(フランシス・ドレーク)卿にちなんで名づけられたドレーク海峡は、ホーン岬(南米大陸最南端)と、南極のサウス・シェトランド諸島の間の大西洋と太平洋を結んでいる。嵐の海と強大な氷は、この海峡が最も困難な場所のひとつに挙げられている。どの船乗りたちも、悪いことか恐ろしいこと、そのどれかを体験することになるため、万全の準備が必要だと語り継がれる魔性の海峡だ。
チャペック「アンタークティック パサージュ・ドゥ・ドレーク」
自動巻き(Cal.SXH5)。28石。2万8800振動/時。マイクロローターはリサイクルされたプラチナ950製。SS(直径40.5mm、厚さ10.6mm)。パワーリザーブ約56時間。120m防水。250万円(税別予価)。簡単に交換できる、カーフまたはラバーストラップが付属
 アンタークティック パサージュ・ドゥ・ドレーク コレクションは、40.5mm径のSS製で、人間工学に基づいたブラッシュ仕上げのブレスレットを備えている。このブレスレットのブラッシュ仕上げのコマは、Czapekの「C」の形で高度にポリッシュされたリンクで接続される。ブレスレットはクイックチェンジ・システムを備えているため、時計のオーナーは、ダイアルと同じ台形のパターンで装飾されたラバー・ストラップに素早く簡単に取り換えることが可能だ。このニュー・コレクションは、1日1本のみの生産に限定されており、オンラインでのオーダー顧客は、時計の製造日を選択して予約することができる。さらに、センターセコンド針の色から、ケースバックへの刻印まで、いくつかのオプションを選択することも可能だ。



新キャリバー(Cal.SXH5)は、当初18Kゴールド製であったマイクロローターをプラチナ製の少し大きいローターに変更した。次のアップグレードでは、マイクロローターのボール・ベアリングが完全に変更された。これらのアップグレードにより、輪列の伝達効率を90%に引き上げ、約60時間のパワーリザーブを実現することができた。また、地板はジャーマン・シルバーに変更され、小さなブリッジのひとつの表面にブラック・ポリッシュ、さらに細心の注意を払っての6つのインワード・アングルが施された。その結果このパーツの価格は10倍になってしまったらしい。